サタンは去り、さとりが残る。
以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。
惜しまれつつも消えてしまった幻の『美容室サタン』の話を以前したが、
H氏は大津方面にて『さとり美容室』ていうのがあるで! と教えてくれた。先日、一緒に大津方面へ行く用事があったので、彼が『さとり美容室』を案内してくれることになった。
さとり美容室・・・禅の世界である。簡素で無駄の無い建物。無心にハサミを動かす美容師さんたち。そんなイメージだ。
しかし、そのイメージを若干覆す画像を入手したので、ここにご紹介する。
とくに前景の白い柵なんかが、煩悩の残滓を感じさせる。まだまだ世俗のおしゃれを追求しがちだ。
・・・って、美容室だから「おしゃれ」を追求しないでどうする!
そうか、「おしゃれ」を求道し、極めてさとった、ということか。サタンは去ってしまったが、「さとり」は永遠だ。ほら、看板にもあるじゃない、PERMANENT HOUSEってね。