よしこちゃん!
昨夜の事。
いたずらっ子(高1/女子)のKちゃんが、夕食中で、すっかりくつろいでいるお父さんの後ろから忍び寄り、膝かっくんならぬ、肘かっくんをたくらみ、上半身を支えていた腕をすばやく払い込んだ。
結果は大成功(!?)で、お父さんの悔しがる事、悔しがること! それをみるKちゃんの喜ぶ事、喜ぶこと! その満面の笑みは『ゲゲゲ』に登場するニ女、喜子ちゃんそっくり!
「よしこちゃんに、そっくりの笑顔や!」という私のリアクションに、すかさず応戦するKちゃん。
「『ま〜、よしこちゃん。ええお嬢さんになって・・・へぇぇ〜』『おかえり、電車すわれたか?』」
他府県の方にはチンプンカンプンなれど、滋賀県民ならだれもが知っている(はず)『びわこ放送』で永年お茶の間に流れている『仏壇の熊木』のCMに登場する台詞である。複数のブログで話題になっているはずなので、興味のある方は、ぜひ検索していただきたい。
この『よしこちゃん』は、美人で上品で知的な娘さんだ。たぶん都会でOL暮らしをしていて、お盆の帰省で久々に帰宅し、近所のおばあさんがすっかり垢抜けた「よしこちゃん」に驚嘆するのが前の台詞、後者の台詞が帰宅した「よしこちゃん」に声をかける家族の声(のみ。一部にはもしかすると亡くなったおばあちゃんの声では?という説もあり)。その後、「よしこちゃん」は、仏壇の前で静かに目を閉じ手を合わせるのだ。
「その『よしこ』とちゃう、『ゲゲゲ』に出て来る水木しげるの娘のほうや!」と、悔しさに歯噛みするH氏であった。