大好きな、ちいさなお店
日々楽しみにしている蕃茄山人さんのブログで、先日、京都は銀閣寺界隈にあるカフェ『銀の匙』というお店をご紹介してくださった。
これはいつか行きたい!と虎視眈々と狙っているけれど、いまだ果たせずにいる本屋さん「恵文社 一乗寺店」とのセットで、じっくりと計画を練りたい。現在は夫婦とも一日あけるのは難しい状態がつづいているので、来年あたりのお楽しみになりそうだ。
もっともふと時間が空いたときには、当日の朝に行き先を決め出かけたりもするので、アクセスポイントはプリントアウトしておかなければね。
私がもっとも好きなお店は、県内だけど三重県にほど近い土山町にある。鈴鹿の手前だ。国道1号線沿いにぽつねんとある、一見小屋のようなちいさなお店、「じゃがいも」。三重県からの帰りはもちろん、信楽や甲賀からの帰りにも少し遠回りをすれば立ち寄る事が出来る。
まず外観が大好き。まるでちいさな木造校舎のよう。内装もシンプルながら味があり素敵、ロッジのような窓も好き、木で統一したインテリアもあたたかい。
お料理は、もちろんおいしい。パスタやグラタンも美味しいけれど、カレーがちょうどいい感じのスパイスの配合で、うっとり。H氏がお店のマスターに「カレーには、必ず(スパイスの)クミンとコリアンダーを入れるように」と伝授していただいたので、家でカレーを作る時には、この秘法を実践している。でも『じゃがいも』のカレーには、まだまだ届かない(当然だけど)。
一番感動だったのは、ウインナーの盛り合わせだったな。落涙ものに美味しかった。子どものように「食べ終わるのがもったいない!」と、名残惜しげに、ちまちまと齧っていたっけ。
だから『銀の匙』さんで蕃茄さんがスモークオードブルを巡り、骨肉の争い??をされたのは、とても感情移入できた。お金を巡ってはないけれど(まず、お金そのものがそんざいしない!)、食べ物をめぐっての骨肉の争いは、我が家ではあり得る話(というか、よくある、と言った方が・・・)。
というわけで、素敵なお店のレポートをありがとうございます。この場を借りてお礼を申し上げます。(実は、私の不審者的匂いを嗅ぎ付けて、コメント欄が受け付けてくださらなかったのでした)