小豆洗い
今週は4日間、H氏が東京出張で不在だった。ごはんづくりはえらく楽だったし、洗濯物も少なかったし、夜はゆっくり時間が取れたしだったのだけど、やっぱりつまらない。
それはKちゃんも同じらしい。もっとも文化祭の追い込みで多忙を極めているので、それほどではないのかもしれないけど。
不在の間、朝晩の短いメールが異様に楽しみだったりした。
たとえば今朝のメールは、こんな感じ。
妻「ついに『小豆洗い』登場!」
夫「さっき、見ました」
帰宅したKちゃんを駅まで迎えにいったときも、『ゲゲゲ』で小豆洗いが出た話題になった。
彼女によれば、
「砂かけババアとか子泣きジジイみたいな、ええトシして幼稚な悪さする妖怪じゃなくて、小豆洗うだけが取り柄の妖怪に会えてよかったやん!」
『幼稚な悪さ』というのは、ご存知のように、幼稚園児なみに人に砂をかけたり、おんぶをおねだりしたりすることである。
「でもな〜、小豆洗い、歌、うとてたで。
♪小豆とごうか、人とって喰おか〜、ショキショキ♪」
「ええ〜っ!? 小豆洗いって、そんな恐ろしい妖怪やったんか!! 小豆洗うだけやとおもてたのに、人間食べるって・・・意外!!」
そうだよね〜。映画『妖怪大戦争』では、とても「人とって喰う」感じの妖怪じゃなかったよね。自分でも言ってたもんな。「おれは小豆洗うのだけが取り柄だし」って。
ま、でも小豆洗ってるうちは、とって喰われることはないでしょう。彼が小豆洗うのをやめたときが、要注意だね。