山あり谷あり
初詣では、家族みんなでおみくじを引く。まず、それぞれの「吉」具合を報告し合って悔しがったり、喜んだりする。今年はH氏が「大吉」、私が「中吉」、Kちゃんが「末吉」。
おみくじによれば、今年の私の運勢は「気力体力は十分で勢いがあるが」、と持ち上げておきながら、「思うようには事は進まぬ」と谷底に突き落とすかのような翻弄具合だ。ただし「準備万端」なら「必ず成果あり喜びも大きい」と続く。
私としては自分では「準備万端」だと思っていても、他人から見たら穴だらけ、という可能性もあるので、「必ず成果」といわれても油断はできない。
ただし「意外な発見あり」と結ばれるので、これはちょっとうれしい。「意外な発見」は、人生のスパイスであり望むところである。
こんな風に「山あり谷あり」で、まるで『人生ゲーム』のようなおみくじのお言葉は、まだまだある。
☆ 願望 → 後に叶う。
そのタイミングで叶わないといけない願望もあるのではないか、とも思うのだが。
☆ 縁談 → 迷うと逃げる。
即決してキープするべきなのか、放棄すべきなのか、そのあたりが実は知りたい所なんですが、と神様にツッコミたい。
☆ 求人 → 選び誤るな。
これは実に「自己責任」を問われているのだが、自信満々に「自己責任」で行動できたら、「おみくじ」なんか引いてない。
☆ 病気 → 軽くないが治る。
不幸中の幸いで一命をとりとめるといった感じだろうか。想像力を無駄に刺激される言葉だ。
ところで今回のおみくじ結果で一番ウケたのは、「失物」である。最初に読んだ時、思わず爆笑してしまった。
☆ 失物 → 出て来てもまた無くす。
どうやら神様に翻弄される一年になりそうな予感。どうぞ神様、お手柔らかに!