ふりわけがみ
高校生になってKちゃんが古典の時間に教えてもらった言葉である。昔のヘアースタイルの一種だ。
デジタル大辞泉の解説では、
☆ふりわけ‐がみ 【振(り)分け髪】
8歳ごろまでの男女の髪形の一。髪を左右に分けて垂らし、肩のあたりの長さに切りそろえたもの。はなちがみ。
とある。
この言葉にえらく反応したKちゃんは、クラスメイトのひとりに「振り分け髪」という渾名をつけた。携帯の写真を見せてもらったが、なるほど彼女は「振り分け髪」だった。
渾名がつく前から、ユニークな彼女のことは話題にのぼっていたのだ。女子高校生ながら、古本屋に行くのが趣味で、それも100円コーナーで物色するのだそうだ。読書(マンガが半分)大好きで、Kちゃんによれば「知識豊富な雑学女王」らしい。
お洋服より本!!というタイプで、Kちゃんにいわせると「なんかおかーさんに似てるとこある」とか。いやー、高校生の頃は、普通の本屋さんのハシゴはしていたけど、古本屋さんには行ってなかったなー。私のマケです。
実は私も最近「振り分け髪」嬢の恩恵をこうむった。隣町、守山市には、公募で選ばれた「ユニーク飛び出し坊や」が多数存在する、というKちゃんからの情報は、「振り分け髪」嬢がもたらしてくれたものだったのだ。
ありがとう「振り分け髪」嬢! これからも、娘に面白い情報提供をよろしく!