気になる二人
早朝から子どもたちを駅まで送ったときのこと。
朝の7時に駅前に立って自らをアピールし、理想や夢を語ってくださる議員さんたち、ご苦労様でございます。彼らのために奔走してくださる運動員の方々共々、頭の下がる思いをしている。
で本日も、そんな二人連れを駅前の階段下で目撃した。
彼らのシンボルカラーはオレンジ。オレンジの鉢巻きをし、オレンジのハッピを着て気合いの入っている運動員さん。オレンジの鉢巻きをし、黄色の勝負ネクタイ!?を締め、柔和に微笑む議員さん(候補かもしれないが)。それはまるで、てきぱきした執事を連れた育ちのいいおじさん、というオレンジコンビだった。
しかして彼らがどこの党なのか、名前はなんというのか、さっぱりわからない。車の中から探してみたが、とりあえずオレンジカラーの人だ、ということしか認知できなかった。ただ柔和に微笑む人が、議員(候補?)さんだということは、明確だった。
なぜなら。
彼らは(プレ)選挙運動の必須アイテムである「のぼり」を持っていたが、そこにはオレンジに白抜きで「本人」と書いてあったからだ。
本人。 それはわかった。
でも、あなたは誰なのか? そこが大事なところなのではないのか? 投票用紙にオレンジのペンで「本人」と書かれても、一票にはならないのではないか?
本日の、たいへん気になる二人であった。