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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

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長浜盆梅展へ その1

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 ふと思い立って、大河ドラマ江(ごう)』で浮かれ気味であろう長浜に出かける。ドラマ関係のイベントとは無関係。たぶん今日行かなければ、また来年まで持ち越してしまうであろう長浜盆梅(ぼんばい)展へ初見参した。盆梅展HPを見れば7分咲き、ということなので、梅花的にもギリだろう。

 どうでもいいけど、「長浜盆梅展」って、「猪木ボンバイエ」に語感が似てるな。それはともかく。

 長浜に着くと、さすがは北国街道のある湖北だけあって冷え冷えとしている。湖南より気温がぐっと下がるようだ。マフラーをしてこようと思っていたのに、すっかり忘れていた。不覚。でもウール2枚の上にウインドブレイカーを着ているし、下半身対策も万全なので、寒さ、どんとこい!(首元以外は)なのだ。

 大河で秀吉が活躍したときには、近年できたばかりのまっさらな長浜城をアピールしたり、黄金の茶室を再現するほどの浮かれぶりだった長浜だが、今年はなんと「浅井三姉妹」だ。思いっきり地元である。これじゃあ「浮かれるな!」と言われても浮かれざるをえない。

 駅には思ったとおり、「江」関係、「浅井三姉妹」関係のパンフやチラシが積んであった。おまけに「江・浅井三姉妹博覧会」というイベントまで開催されているのだ。もちろん足も完備である↓

 足下を見れば、千成瓢箪のマンホールだってある。

 そんなこんなを見つつ、駅から3分の盆梅展会場、慶雲館に到着。この建物自体も素敵。それもそのはず、明治20年明治天皇・皇后の行幸啓の休憩所として、長浜の豪商が建設された建物なのだ。命名したのは、同行した初代総理大臣である伊藤博文といわれている。昭和11年に当時の長浜町に寄贈され、現在は、各種会合や催物の会場に利用されている。館内にある2つの庭園は、平安神宮神苑をはじめ多くの名園を手がけ、近代日本庭園の先覚者といわれる小川治兵衛の作庭によるもの。