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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

盆梅、水石、掛け軸。

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 盆梅展では、盆栽の梅と、水石と、掛け軸、それに大量のおじさん、おばさんたちを見た。  老舗旅館の若女将のように「いらっしゃいませ〜」と上品にお出迎え。違い棚の水石としだれ梅の小鉢をバックに従える。  「奥様、お手をどうぞ」と、すっくとして清潔感あふれるのに、そこはかとない色気もある静謐な執事のような白梅。 幹が長くてゆるく傾斜しているため、杖無くしては成立しない梅。お年寄りっぽいのに、つぼみ多し。バックの掛け軸は田辺聖子さんの歌を(たぶん)地元の書道愛好会の方が書いて表具したもの(らしい)。  堂々とした落ち着きと威厳を見せる古老の趣。  ちょっとひねくれ者だけどコケティッシュな芸者のよう。 一本の木に、紅白の花が咲く、珍しくおめでたい梅。  美術品ではないので、写真撮り放題。でもバシャバシャした中で見るのは、やはりちょっと落ち着かない。落ち着く所でひと休みしようか。