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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

逃避には掃除

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 ほんとうに滅入ってしまう(あるいは信じ難い不手際に、脱力したり憤ったり)原発関連のニュースが毎日流れて、力なく「おいおい〜!」と心の中でツッコミをいれる日々だ。

 しかもマスメディアが流すものは、情報としてほぼ役に立たないので、結局あれこれ自分で調べるしかない感触だし。私みたいなカンペキ文系な人間でさえ、「情報なさすぎ!」と思うくらいだから、専門家やもともと原発に関心を寄せている方は、自前で情報入手して(海外やネットワークを通じて)、しかもブログなどで開示してくださっている。ありがたいことである。

 同じ事を思っている人はやはり多くいらっしゃるようで、図書館の関連書籍は「貸出中」だし、購入しようと思うと「在庫切れ」の本まで出ている(単なる小出版社の品切れ?)。原発(災害)とか被爆とか放射能関連書籍は、チェルノブイリJOCの臨界事故以来の特需となっている模様。

 そんな暗い気持ちを、いっとき忘れさせてくれるのが「掃除」もしくは「片付け」なのである。人生論や心のはたらきについて書いてある本を読んで、「幸福やお金が舞い込む」のを期待しているのではない。ほら、試験の前に無性に掃除したくなる、あれです(笑) いわゆる「逃避」というやつ。

 それとずっとずっと思っていた「片付いた家に住みたい」願望も、自分で思っていたよりもっと大きかったみたいで。

 もちろんいっぺんにはできないので、毎日1個所計画的に、でも実現可能な範囲で少しずつ着々と。これがなんとも楽しすぎる! 掃除が思う存分出来る時間があるって、なんて贅沢なことだろう。

 ということで、いろんな意味で仕事を辞めたのはタイムリーだった。幸福な退職なのだ。(あたたかく送り出してくださった皆さん、本当にありがとうございます!)

 そのうち、「趣味は掃除」と言う日がくるかもしれない(これを読んだH氏には爆笑されること必至だな)