以前の「紙魚子の小部屋 パート2」はこちらhttp://blog.ap.teacup.com/tanukitei/から、 その前の「紙魚子の小部屋」はこちらhttp://ivory.ap.teacup.com/tanukitei/から。

紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

ほんまかいな!?

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。
「オーストラリア人のグループが世界一辛い唐辛子を開発し、ギネス世界記録の認定を目指している」というニュースをネットで発見した。いや、発見ではなく高野秀行さんのツイッターでこの記事の一部を見て、なんじゃそりゃ?と思い深追いしてみたのだ。ロイターのニュースのうち、「こぼれ話」のカテゴリーに属している記事だ。(↓緑字はロイターの記事より引用)  唐辛子の名前は「トリニダードスコーピオン・ブッチT」で、そのあまりの辛さに加工する際にはガスマスクや防護服などを着用する必要があるという。  ガスマスク? 防護服? ほとんど「ホラ吹き男爵」の世界である。  開発グループの1人、マルセル・デウィット氏は、生のトリニダードを食べた時の状況について「幻覚に襲われ、横にならなければならなかった。20分も歩けなかった」と振り返った。  おいおい、そんなもの食べるなよ〜! って、それ以前に、そんなキケンなものつくるなよ〜!!  トリニダードは今年始め、シドニーの北約89キロにあるモリセットで収穫された。その辛さのため一連の処理工程では最大限の注意が払われている。  皮膚に接触すると焼けるような感覚があることから、収穫時には手袋を着用。切り刻んだトリニダードをゆでてピューレにする工程では、作業員は蒸気から身を守るため化学防護マスクや防護服を身につける。  だから、そんなキケンなもの、だれが食べるんや〜!と、南半球に向かって叫び、注意をうながしたい。というか、彼の近くのオーストラリアのひと、注意しなさい!!  デウィット氏はスパイスに対する自身の強い関心を認めつつも、辛さがすべてではないと言い切る。トリニダードは非常に美味でその良さは「第一に味、第二に辛さ」にあるとし、「燃えているフルーツサラダを食べるようなもの」と評した。  思うに、「非常に美味」なのは、きっと幻覚だったのだろう。