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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

CMで盛り上がる

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 休日とはいえ慌ただしい朝の仕事が一段落して、とりあえずは朝ご飯を食べつつ、フジテレビの「とくダネ!」をみていた。  特集では、震災後の自粛期間に放映がかぶって幻のCMとなってしまったにも関わらず、ネットで話題になっている2作品を紹介されていた。JR九州新幹線「祝!九州全線開通ウェイブ!」(←勝手に名付けた)とドコモ「森の木琴」のCM。  前者は躍動感に溢れ、カラフルで超ハッピーな画面。しかもワンテイクだ。後者は静寂な森の中で、スロープ木琴と、それを奏でる木製の玉に大注目。CGなし誤摩化しなしの、本気の手作り。  ほとんど相反するタイプなのだけど、共通するのは「人のあたたかさ」「てづくりのぬくもり」だ。  JR九州のCMは、番組終了後もPCを開いて「YouTube」で何度も見たほどだ。つくづくハッピーな気持ちになって、「いいじゃん、人間って!」と思ってしまう傑作。誰かがコメントで「私がこの運転士だったら、感動で運転どころじゃないかも」って言ってたけど「あぶないあぶない!」とツッコミつつ「わかるわかる!」と共感してしまう。  「森の木琴」は大工さんが何通りもの木琴をつくり、試行錯誤してつくりあげたもの。奏でるのはバッハの『主よ、人の望みのよろこびよ』というグッドチョイス。  アイディアもすごいし、企画自体も素晴らしいが、こんな手間ひまのかかるローテクな企画が会議を通ったことが奇跡のようだ。ドコモ、えらい! 人智と努力と祈り(あのラストの着地は祈りのたまものとしか思えない奇跡だ)との三位一体だ。  これをみてたら日本の会社にも、まだまだ希望が持てる。  ところでJR九州のCM取りの、参加者への事前通達事項として「進行方向左側でウエイブをお願いします」ということだったそうだが、やはり間違って右側でウエイブしていたひとたちもいたとか。なんだかものすごい親近感が(笑)  ライトサイドで一生懸命ウエイブしていた方々をも勘定に入れつつ見たら、もっとあたたかい気持ちになるよね。  (JR九州新幹線CMのすべてのバージョンはコチラで↓             http://kyushushinkansen.com/tvcm