以前の「紙魚子の小部屋 パート2」はこちらhttp://blog.ap.teacup.com/tanukitei/から、 その前の「紙魚子の小部屋」はこちらhttp://ivory.ap.teacup.com/tanukitei/から。

紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

かいちん

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 友達に、素敵なお菓子をいただいた。金沢の老舗、石川屋本舗の「かいちん」という和菓子である。金沢ではかつて、ガラスのおはじきのことを「かいちん」といったそうで、おはじきをイメージしてつくられたお菓子らしい。

 そういえば昔の女子遊びの必須うっとりアイテムだったな、おはじきって。プラスチックになってからも、乙女な形と色あいだったし。しかも「おはじき」より「かいちん」の方が、語感がキュートでポップな気がする。石川屋本舗さんのネーミングはナイスだ。

 外側は固めた砂糖菓子のようにかっちりと、でも中身はやわらかい寒天ではんなりと。幸せ気分になれるほのかな甘さと、かわいらしいパステルな色合いと形に、身も心もうっとり。

 金沢へ行かれた折には、はたまた金沢物産展を目にしたら、ぜひどうぞ。包装紙もかわいいです。(写真のお菓子のバックになってる緑地の紙)

 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 メルヘンなお菓子の話題から一変、インフォメーション。

 反響の大きさに何度も再放送されたNHKETV特集 『ネットワークでつくる放射能汚染地図 〜福島原発事故から2か月〜』の続編、『続報 放射能汚染地図』が、6月5日(日) 夜10時〜NHK教育テレビにて放映されます。声高でなく淡々と静かに行動する研究者たちの勇気ある真実を探る姿と、福島で起こっている事実を目撃してください。

 『ネットワークでつくる放射能汚染地図』は、NHKがまさに日本国民(ことに当事者である東日本の方々)のために制作し、たぶん様々な圧力や困難を乗り越えて放映してくれたドキュメンタリー番組。

 実力と経験と勇気と気概のある研究者たちのネットワークと連携プレーと手作りのメカ(放射線量の測定器)が素晴らしかった。仕事を投げ打ち(厚労省なので辞めざるをえなかった)、しかも自らは被爆覚悟で汚染状況を調査する木村さんを、どうぞ神様お守りください・・・と祈らずにはいられませんでした。