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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

『バットマン・フォーエバー』

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 テレビで『バットマン・フォーエバー』を観る。ジム・キャリーが緑色のなぞなぞ怪人リドラーで出演するのを見たいがために、夜の2時間を費やす。

 おやつの桃ゼリーを間に挟みつつ。こういうタイプの娯楽はめったにしないので、たっぷりな幸福感に浸った。

 天才だけどマッドな研究者E・ニグマが、じっくり見られた。ところでエニグマ(enigma)とは、西洋語で「謎」、「なぞなぞ」、「パズル」等を意味する。古代ギリシア語の ainigma(「謎めいた言葉」「なぞなぞ」などの意)がラテン語を経て転訛したもの、とウィキより引用。

 それからニコール・キッドマンがものすごくキレイでうっとりする。度肝をぬかれる綺麗さ。これだけキレイなら、初対面でいきなりセクシーに口説かれたら「変な奴」と頭の片隅で思いつつも、どぎまぎしてうなづいてしまうかも。

 しかも「バットマンはマスクコスプレ状態なのに、ひとめ惚れされる状態か?」と私が気づいたのは、ずっと後になってからだった。それほどに際立った美貌。

 それからバットマンの老執事?のアルフレッドが大好き! このひと、バットマンよりよほどスーパーなヒトじゃないか! 

 気は優しくて、手が器用で、頭が良くて、気働きがカンペキで、まさに万能選手だ。マシンもコスチュームも用意できるんだから、タダモノじゃない。

 悪役が頑張らなくても、アルフレッドがいなくなれば、それだけでバットマンはなりたたないだろうな。悪役はバットマンを倒すより、アルフレッドを始末した方が早いぞ! (たきつけてどうする)

 ところでこの『フォーエバー』、残念ながらカットされた部分もいろいろあったみたいな気がする。最初に見た時には、もっとドキドキした。あんな場面やこんな場面がカットされてしまい、薄味になった。怪人リドラーの最初のプレゼント(カードだったかも)には、ぎゃ!!とのけぞった記憶があるもんな。ヒーローとヒロインの素敵なツーショットも、もっとあったように思うんだけど。

 そういえば私は『ビギンズ』と『ダークナイト』は見てないんだった。来週のBSでちゃんと見なきゃ。

 初めて『バットマン』をテレビで見たのは「ティム・バートン監督」がマイブームだったときだから、まだ20世紀のときだったかな。もっとも彼が監督をつとめたのは『バットマン』と『バットマン・リターンズ』だけなんだ、ということを、これもずっと後にしったのだけど。

 

 映像美とか、ゴシックな暗さとか、悪役のはっちゃけ方とか、悪趣味なくらいに凝ったコスチュームとか、派手なクレージーさとかに、引きずり込まれてしまう。ストーリーがどうとか、台詞がどうとか、内容がないようとか、ほとんどどうでもいい、と思ってしまう。ちょっと不思議な麻薬的世界。