学校アピール
日曜だったかに、高校の私学フェスティバルがあった。京都私学の生徒代表が自分の学校のいいところや特徴をアピールするフェスティバル??である。
生徒会に所属しているKちゃんは、自分の高校をアピールするプレゼンのため、休日だというのに早朝より京都に出かけた。前日も遅くまで、原稿書きにいそしんでいたらしい。もっとも原稿なんかなくても、彼女は大丈夫だろうけど。
夕方、疲れた疲れたといって帰宅したわりには、いつもに増してしゃべるしゃべるKちゃん。
壇上で2分半ほどしゃべるんやけど、京都の私立学校全部終わるまで、その場で立ちっ放しやねん。それが練習が1回、リハーサルが1回、本番が1回で、全部で3時間立ってなあかんかったんや。そやし、ウチの両側のひと、ふたりとも気分がわるくなって倒れて退場しやはった。
過酷! 鉄人アピールやな。フェステバルゆうても、全然お祭り気分と違うな。
出番が早い人は大変や。ラ行で始まる学校は、最後の方やしラクやけどな。
ここまでだけなら単なる愚痴なのだが、面白いのは後の話だ。
終了後、たまたま居合わせた学校の先生に「おー、おまえ(舞台に)出てたやろ〜?」と呼び止められたKちゃん。「ウソばっかりゆーたらあかんぞ〜」と先生に突っ込まれたので、「ほんまのことゆーたら、誰もうちの学校きませんよ〜」と切り返す。「それもそやな〜」となぜかうれしそうに同意する先生。気が合う師弟なのだ(笑)
いやいや、こういう個性的な先生がちらほらといらっしゃることが、Kちゃんの学校のいいところなのかも。