ちらし広告を読む。
以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。
昨日何を思ったか、新聞に入っていたチラシのたぐいを珍しく読みふけっていた。とくにあてはなかった。ただの思いつき。
それでも最近の求人傾向とか、いま農協で定期を10万円すると利率がいい上に抽選でプレゼントが貰える(もちろん全員プレゼントも有り)とか、そんな情報をゲットできた。やっぱり、あんまり意味はないな。おまけに土日あたりに入っていたチラシなので、スーパーの広告なんかはほぼ終了済みである。ますます無意味だ。
そんな中、私の琴線?にふれた大振りの広告があった。このうさんくささはタダモノではない! そしてなんと四ツ折りという大きさ。でかい。その出だしはこんな風だった↓
おお〜、先頃中国のうら若い腐女子が萌えまくったという杜甫できたか! それは当然のように、こう続く↓
このうさんくささは、いかにも世に言うところの「倒産商法」ではないだろうか。「催眠商法」(「SF商法」)とかの縮小ちらし版というか。一応ネット上で調べてみたが、やっぱりだった。『グットヒル』という会社が、倒産品(?)を全国の催事場で場所を借り、大掛かりな新聞チラシを入れ、2日間限定で販売しているそうだ。違法ではないし、広告どおりといえばそうなんだけど。
アディタスシューズ90円とか、ティファールのフライパン90円とかが、でかでかと掲載されているが、売り場に出向くとすでにそれらの商品は「売り切れ」で、しかたなくせっかく来たのだからと、安いのか高いのかよくわからない商品を買ってしまう場合があるらしい。
さてちらしはダメ押しというか、これでもか、というか、こんな風に↓
それにしても開催地がピエリ守山だ。2008年のオープン時には車が列をなし渋滞で大変だったくらいの賑わいだったのだが、その後不況に加え、もっと大規模なショッピングモールやアウトレットパークができたりして、オープン早々に店舗が撤退に継ぐ撤退の敗走状態。核テナントすら昨年撤退したくらいだ。
そんな場所で「倒産商法」を繰り広げるとは。いや、そんな場所だからこそなのか。
というわけで、ちらしの全体像はこんな感じ↓
うっかりだまされぬよう、ご注意を。