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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

マンホール愛好家を発見

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 昨日の仕事はまさに一期一会だったが、担当者さんには本当に恵まれた。

 駅で担当者Mさんと他の仕事人の方と待ち合わせて、現地にタクシーで乗り合わせていった。Mさんは大変紳士的で、よく気がつき、穏やかでさわやかなおじさんだ。(おじさん、といっても、私より年下かもしれない)

 で現地に到着早々Mさんが何をしたかというと、鳥居近くの地面にピントを合わせて写真を撮っていたのだ。

 ピンときた。

 彼はマンホール愛好家だ! 観光地のマンホールの写真を撮っているのだ。この時点で私は、Mさんはもう絶対いいひとに違いない、と確信した。

 私たちが仕事をしている間も、彼は3人の女子たちをぐるぐると訪れて、回答用紙を回収したり、困ったことが無いか、体調は大丈夫か、レールを逸していないかチェックしてくれていた。

 たとえ彼からNGなチェックが入っても、あくまで穏やかに指摘されるので、非常に反省はするがへこむことはない。そのへんはプロフェッショナルだ。

 お昼前に彼が来たとき雨が降ってきたので、少し歓談してみた。丁度目の前に桜と算盤の、いかにも近江八幡らしいデザインのマンホールがあったので、話題を振ってみたら、やはりマンホール愛好家だった。

「大阪に松原というところがあるんですが、松の絵とバラの絵が描いてあるんですよ〜。しゃれてるでしょう?」

「さすが大阪ですねぇ。ところで草津中山道東海道の交差地点があって、そこのマンホールは必見ですよ。色付きだし」

「へええ、それは知らなかった。見てみたいですね。ところで市役所の近くのマンホールって、色付きでカラフルなんです。また機会があったら見てください」

と、マンホール話題で盛り上がった。サブカルとか雑学が、コミュニケーションの役に立つことを知る。もっともそんな機会はめったにないけどね(そういう人に会う機会が、案外ないから)。 

 ということで、昨日は一日、実に気持ちよく仕事ができた。やはり仕事において「人」というファクターは大事だと痛感する。

追記:一日経って読み直して気がつきました。ごめんなさい、訂正します。「マンホール愛好家」ではなく、「マンホールのフタ愛好家」でした。とはいえ、まわりくどいので、本文は訂正しません。お手数ですが「マンホール(のフタ)愛好家」と変換してお読みください。