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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

ひがし茶屋街の建物あれこれ

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 茶屋街の町並みも、面白かった。で、つい歩きすぎたのかも。

 金沢ならではの食べ物に「くるま麩」がある。棒状で中心に穴があり、ドーナッツ型に必要な分だけ切り、水に戻して食す。普通の麩よりもグルテンが多いのか、腰があるというか、歯ごたえがあるというか。今回の旅で初めて買った物品が、このくるま麩だった。

 ↑お麩屋さん。店先のカゴにくるま麩がてんこもり。切り分けた状態で軒先からつるしてある。

 営業中の気配も見える、懐かしいパーマ屋さん↑ しかしこのお店の前で、小さい乳母車をおした、たぶんもう主観しか持っていないだろうおばあさんが、大声で叫び続けていた。お茶屋街の真ん中でヘルプを叫びつづける。まさに「このおばあさんをたすけてくださ〜〜い!!」と連呼。お昼時で周囲に誰もいず、恐ろしくシュールだった。

 残念ながら閉まっていたけれど、「きむら」さんは駄菓子や日用品を扱うお店らしい。子ども時代がなつかしく甦る↓

 年季の入っていそうな提灯を掲げる↓

 さらに提灯をズーム!

 そんな和風の情緒を帯びた建物の隣に、どこかモダンな香りのする蔵のようなものが。息抜きというか、アクセントというか。なにげなく石垣も付いた凝ったつくり。

 髪結いさんのお店だって健在。

 こんなのも、あんなのも、すべてが渋く落ち着いていて、風情がある。

 猛暑のなか、建物はくっきりと影を落とし、ソフトクリームの看板と涼しげな暖簾で、私を誘惑。負けなかったけど。