彼岸花は石垣が好き。
「もうあんたの親もトシやから、ときどき顔を見に帰ってあげなさい」というH氏のいうことをきき、昨日、スキマ時間をみて実家に立ち寄ってみた。トシといっても、父親は70半ばだ。
ちょっと遅いかも?と気にしつつ、彼岸花が咲いているかもしれないので、カメラもスタンバイ(いつだってカメラはスタンバイしているけどね)
もっとも秋冬は早く来て、春は遅く来る。夏はちょっとは涼しい実家なので、私の住んでいる場所より早めに秋は来ているだろうから、もう彼岸花は色褪せているかも、と心配しつつ。
石垣のスキマには、春は菜の花、夏は野甘草、秋は彼岸花、冬には水仙が自生して咲く。その彼岸花だ。
なんとかセーフで間に合ったようだ。
少しズーム。
空は秋晴れで、目に染み入るコバルトブルー。グリーンとブルーのコントラストもうつくしい。
全景を、下方離れた場所より。
どこまでも広がる田んぼと、風景の面積の70%(!?)を占める空。野焼きの煙がたなびいている。打ちっ放しゴルフ場のネットとポールが惜しい風景だ。
両親はやはりカラダのあちこちに支障は出ているので、病院通いが絶えないようだが、しかし普通に無理しないようにして日常生活は送っている。父親などは日本の経済の行方について、必要以上にワイドショーに激しくツッコんでいたから、心配なしといえよう。