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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

伝説の!?母娘ライブ

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 私がバイトに悪戦苦闘していた頃、Kちゃんも級友たちと京都で遊んでいた。どうも私のネタが出て、きっと「おかーさん、いま京都にいるし」と口走ってしまったのだろう。「え〜、Kのおかーさんって、一回見てみたい!」と盛り上がってしまったらしいのだ。一体、Kちゃんは私をどんな風にネタにしているのだ? ほとんどレジェンドじゃないか。

 「いまどこ?」といわれても、「清水寺にいく途中の坂のあたり」という程度のあやふやな案内!?しかできない。抹茶ソフトのお店の近く、といえど「抹茶ソフトのお店なんか、山ほどあるわ!!」。そら、そうや。

 で、だいたいこんなかんじの場所にいる、とアバウトなアナウンスにも関わらず、最終的には女子高生たちが「見に」やってきた。でも、まだお仕事継続中だったので、やんごとなき方みたいににっこりと手を振っただけ。

 その後、せっかく来たのだからと彼女たちは清水寺に行ったらしい。わざわざ「見に」きてもらったのに、一瞬で帰ってもらうのも悪いなと思い、私も清水寺まで追いかけてみたわけだ。そういうことで、母娘の天然なボケとツッコミのライブを披露することになった。これでわざわざ「見に」きてもらった甲斐はあっただろうか。あったら、ちょっとはうれしい。

 さすが現役の女子高生は縁結びの「地主神社」でおみくじを引き、きゃあきゃあと楽しげだった。私は自分の青春の頃の「地主神社」を思い出し、その変貌ぶりにただただ驚く。無口で質素な目立たない娘が、羽振りよくちやほやされケバケバの厚化粧になってしまったのだ。

 まもなく彼女らと別れて、私は狛犬の写真を撮ったり、清水の舞台から風景を眺めたりして市バスで京都駅までいこうとしたのだが。雨のバス停は長蛇の列なのだ! バスは次々ときてくれるが、いづれも満員で素通りか数人乗車できるのみ。まさかの30分待ちだった。

 そうだった、バスは京都駅から乗るには便利だけど、バス停から乗るのはかなりの忍耐力を要するのだった。私は子どもの頃からバス待ちの忍耐力は、自慢じゃないが欠けている。待ってるくらいなら歩く方をチョイスしてきた。雨の路上でバス待ちは、大変な苦痛だった。本も読めないし。いくぶん歩かないといけないけど、それも乗り継ぎしないといけないけど、地下鉄か京阪にすべきだった。次回から気をつけよう。