虹を見た日
以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。
さっと時雨れる季節には、つかのま虹が出る。
昨日、運転中に虹の左側を見つけ、一気にテンションがあがる。
カメラ、カメラ! 写真、写真!
コンビニの駐車場に入って、急いでシャッターを
・・・消えていた。
だけど、右側にはくっきりとした虹が残っている! 神はわれを見放してはいなかった。
写真より目で見た方がくっきり、かつ近いんだけどな。よし、ズーム!
虹の足下って、どうなっているんだろう。
調べてみたら、吉野弘という詩人が、「虹の足」という詩をつくっていた。その一部↓
そんなこともあるのだろう
他人には見えて
自分には見えない幸福の中で
格別驚きもせず
幸福に生きていることが――。
虹から離れている人には、虹は見えるけれど、虹の足元にいる人には、虹は見えない。