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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

「辛気くさい」から逃げろ!

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 連日『カーネーション』話題で申し訳ない。

 本日は神戸のおばあちゃん、十朱幸代さんの名言にて始まる。

「『辛気くさい』をバカにしたらあかんで! 恐ろしいほど寿命縮めるし。あんたも年取ったらわかるわ」

 確かに!! 私も年取ってるのでわかりますって(笑)

 神戸のおじいちゃん、おばあちゃん夫婦は、かつて軍服工場への転身によっていろんなものを失った。生気も、元気も、好奇心も、いたずらっぽい笑いや人間への関心すら。あのときは、その後に糸子の生んだばかりの赤ん坊(次女・直子)をみて「子宝!」と喜び、彼らは復活をとげたのではなかったか。

 今回は神戸から来た彼らが、小原家のみんなを元気にした。おじいちゃんとおばあちゃんと、それからカステラのようなケーキによって。甘いものをバカにしてはいけない。お菓子は魔法のようなパワーを秘めているのだ(笑)

「辛気くさい」トンネルは、できるかぎり迂回する(逃げる!)に限るけれど、トンネルに入らざるを得ない時には、最短距離で脱出をはからなくちゃ。自分自身のことならともかく、他人が絡むと逃げるのが難しいけど、それを何とかやり過ごさなくちゃいけない。そして糸子はトンネルから抜けるのが、チョーうまい。見習わなくちゃ。

 まずは現状確認できることが大事なのかな。あ、いま、私、トンネルに入りそう、とか。入っちゃった!とか。そこすらわかってないことが、意外に多かったりするから。

 でも「辛気くさいゾーン」からの迂回や脱出は、年取った方が上手くできるような気がする。いくつかの辛酸をなめれば、経験を積めるっていうことかもしれない。

 一番手っ取り早いのは・・・「甘いもん」の御威光をお借りすることでしょうね。たしかに、霊験あらたかですよ〜(笑)