ゆるい希望がいい。
専業主婦になって初めての12月。だから先生も走る(これは現代の超多忙な先生に対して失礼では?と思うのだけど)といわれるほど忙しい12月に、やはり気は急くけれど、いつものような切羽詰まった崖っぷち感はない。
この気持ちにぴったりの歌があったなあ。遥か昔に聞いた歌だ。歌っている人はドン・ガバチョ。あるいは藤村有弘。私にとってドン・ガバチョは彼以外にいない。インチキ外国語をしゃべる人は、タモリ以前に彼がいたのだ。
検索してみたら、それが『ドン・ガバチョの未来を信ずる歌』(from『ひょっこりっひょうたん島』)だということを知る。歌詞は以下のとうり↓
♪今日がだめなら明日にしましょ、明日がだめならあさってにしましょ、明後日がだめならしあさってにしましょ、どこまでいっても明日がある♪
これよ、これ! 私の家事予定変更時のテーマソングになりつつある。以前は今日はコレをして・・・と計画し、遂行できない時はけっこう凹んだんだけど。
♪どこまでいっても明日が、ある♪
ああ、そうだった! 明日があるじゃない!
これって、どんどん仕事がはかどらなくなり、スピードダウンし、からだが動かなくなる老齢期に向かっている私に、明星のような輝きを与えてくれる歌でもあるのだ。
いいなあ、ドン・ガバチョ。そして藤村有弘。私にとっては『希望』ってマジメに語るより、肩のチカラを抜いたゆるいところにあるのかも。