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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

柚子仕事

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 昨日H氏と柚子仕事をした。日曜日(1/29)に木に残っていた柚子を収穫したので、その保存と加工をしなければならなかったのだ。優に300個以上はあるだろう。おまけに小粒なので、よけい煩雑な仕事になる。いつ終わるとも知れない果てしない作業になりそう。

 H氏はまず薪の作業をしなければならなかったので、午前中は私がネットでするべき仕事を調べてから、作業にとりかかった。とりあえず100個くらいは処理したかな。

 保存するには、柚子を解体しなければならない。洗ってから、皮と種と汁とそれ以外に解体する。「洗う」だけでもネバーエンディング感を覚えてしまう。くらくら。個数を区切って少しずつ処理するしかない。

 皮はきれいなところを千切りにして干し、あるいは冷凍して薬味にする。冷凍分は作ったが、これは結構な量になった。おまけに、まだ千切りにされていない皮が、冷蔵庫を占拠してるし。お天気が悪いので天日干しは、とうぶんちょっとムリかも。

 汁はゆず酢になり、水やお湯や酒に入れてさっぱり感を楽しむ。むろん料理にもOKだ。これは使い手があるのだけど、採れる量が意外に少ない。長期保存はキューブ氷にするのがベストだ。

 種は天然保湿成分があるので少量の水に浸すとゆるいゼリー状の化粧水ができる。手や顔に塗るとカサカサしない。これも干して保存。現在ストーブの前に広げられて半乾き状態。

 そしてそれ以外の柚子の中身、つまり汁を絞った後の皮なし種なしの実は、、フードプロセッサーにかけてから、砂糖と少しの柚子汁と一緒に煮込んで、柚子ジャムにした。これを少し加えて味噌とだしとを混ぜたら柚子味噌ができるので、その日のおかずはふろふき大根にした。

 H氏が嬉々として働いた柚子仕事は、もちろん柚子酒つくりだ。ホワイトリカーだの瓶だのの買い物に行って、柚子を切って、漬け込むだけだし。解体作業もしてくれたけど、H氏に向かない仕事であることは、火を見るより明らかだ。地道でめんどくさい仕事だもんな。こういうとき、性格反対の夫婦でよかった!と、つくづく思う。

 しかし、いかに「大の甘いの嫌い」といっても、ホワイトリカーに氷砂糖を入れないなんて。どうかしてるぜ!とは思うが、彼だけしか飲まないのだから、彼以外には被害は及ばない。

 よきに計らえ。