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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

節分後の一週間

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 節分の日のお出かけだけで、一週間も費やしてしまった。この後の一週間について、メモしておこう。

 3日はその後、平安神宮参道に続く道沿いにあった『平安殿』という和菓子司に立ち寄り、豆大福と「極上品」と銘打たれた生菓子『雪餅』を買う。これがもう、大当たりの美味しさで感動する。つくね芋の白いきんとんで、かろやかに積もった丸い雪に見立てている。。内は黄身餡。中心には意外にも種のような小さな求肥が入っている。もちろん、豆大福もうっとり♪ 豆や餡がさほど好きでないKちゃんですら、感動しながら食べていた。

 4日は立春立春といえば毛筆で「立春大吉」というお札を手作りし、出入り口に貼る、というのが恒例行事だ。ネットで検索したら、セットで「鎮防火燭」というお札も貼ると、火伏せになるとあったので、セットにしてつくって貼ってみた。

 墨が余ったので、池田澄子さんのお気に入りの俳句を書いて、それも壁に貼って見る。素人の書なので不細工だが、句はいいので、読んでいるとほのぼのする。

「売り切れの鶯餅のあった場所」とかね。

 ところで、左右ふたつセットにしたお札は、私はめっちゃカッコいい!と自画自賛だったけど、Kちゃんによると、悪霊封じみたいで、ちょっとコワいとのこと。う〜〜ん、確かにそうとも言えるな。

 5日は能登川図書館へ、須田郡司講演会「石の聖地〜世界の石のお話〜」を聞きにいく。事前にちょっとだけご著書を読んだのだけど、やっぱりとても面白かった。

 和歌山県、神倉神社の有名な火祭り「お燈まつり」に参加された話なんかはとても興味深かった。この神社のご神体は「ゴトビキ岩」という巨石で、その夜は2千人!!の上り子(男子のみ)が、松明を持って山を駆け下りる勇壮な火祭りだ。

 先生は「火を求めて岩場に集まり、火のついた松明を持って山を駆け下りる様子はまるで精子のよう」というようなことをおっしゃっていたが、ネットで写真をみて確認すると、なるほど!とうなずいてしまった。

 上り子たちはみんな全身(頭も!)白装束で腰に荒縄をまいた出で立ちだ。もしかしたらウッディ・アレンはこの祭をみて感動のあまり『ミクロの精子圏』なんて映画を撮っちゃったのかも。

 この「お燈まつり」については宣京師こと小嶋一郎先生もブログでつい先日、今年こそ行きたかったのだけど、近くのお宿がすべて満室で泣く泣く諦めた、との記述があった。どうもマニア必見のお祭りみたいだ。

 

 能登川駅ホームにて。能登川といえば、合い言葉みたいに「水車」と応えたい。大きな木製の水車で町おこしをしているからだ。水車で挽いた粉はおいしいらしく大人気だし、持っていったお米を精米できるという話もきいたことがある(1週間かかるけど)。駅前にも水車モチーフだらけだった。

 凝ってますなあ〜!! 水車の一部をかたどった時計。

 商店街にもあった水車街灯。

 6日はMRI(脳内図撮影)を初体験。

 7日は源氏物語についてのお話を聞く読書会。

 8日は草津近鉄で、京都北山の有名なケーキ屋さん「マールブランシュ」のお店をみつけ、シュークリームとロールケーキを購入。世間の評判どおり、神がかっておいしかったので、母娘で感動する。

 9日は近江八幡市へ。実家と、おしゃれなリサイクル雑貨とお洋服のお店「クレバービル」へ行く。

 今日、10日はかつての職場をのぞいたり、そこで臨時にカフェを出した知り合いのお店をのぞいたり。その後、やっとお雛様を出して飾った。ご本人のKちゃんは、まったく興味なしなので、すっかり忘れ去っていた。

 と、濃厚な一週間でございました。