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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

懐かしのヤンキー

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 私も高校生の頃はワルかった・・・って話ではなく(笑)

 高校生の頃の私は、キホン天然だったので友達は各種とりそろえていた。いってみればガッツのない聡子状態か(単なるアホやがな!)。だから一部ヤンキーの友達もいたが、土台の友人テリトリーは、校則的には真面目な変わり者ぞろいカテゴリーだった。

 今日の『カーネーション』を見て、懐かしの関西ヤンキーファッションに、ひとりで大盛り上がり! 私が高校生の頃観察したヤンキーの皆さんが、見事にフラッシュバックしたから。

 そうそうヤンキーは、普段着としてはいかつい昇り龍の刺繍がバックに入った、テカテカした派手色ジャンパーを制服のように羽織ってたっけ(リカちゃんの龍は、よくみるととても可愛かった)。派手なツッカケ?履いてたし。

 制服は長いスカートに改造して、プリーツのヒダが短くなるようにわざわざ縫い込んで。ブレザーの丈は短くしていたような記憶も。シャツはボタンダウンが基本形だ。

 お裁縫が苦手だった私には、そんなにも制服改造に努力するヤンキーを尊敬の眼差しで見ていたっけ。家庭科4以上じゃなきゃ、ヤンキーにはなれなかったのかも。

 髪にはレイヤー入れて、バックに流れるようにして。聖子ちゃんカットとかも流行ってた。そんなオシャレを追求する一方、頭のてっぺんに赤いゴムでチョンマゲにしてる子もいたし。ヤンキーにもファッションの極右から極左まであるみたいだ。もちろんイデオロギーは無関係、オシャレ度のベクトルのことだ。

 カバンは寝押し!!してから、脇を力づくで縫ってペっちゃんこにして、シール貼ったり、カラーペンで書き込んだりしてたっけなあ。とにかく、カバンをどれだけぺっちゃんこにするかが勝負だったのだ。

 しかし、今日の『カーネーション』で大阪の高校生ヤンキーのボスのカバンをみたときは、目からウロコだった。

 なんと彼女はカバンのマチをとっぱらっていたのだ!! そして側面同士をくっつけるという、最強の薄手カバンを持っていた!!!

 もちろん、もうこれはカバンではない。側面同士をくっつけているのだから、当然中には何も入らない。

 彼女がヤンキーのボスになったのは、きっとあの最強に薄いカバンを作成した発想力と実行力なのだ。最終目的である「薄いカバンをつくる」ためなら、カバンの機能すら放棄してもかまわないという思い切りの良さではないかと、ひそかに考えてしまった。

 朝のドラマで、ヤンキーファッションからリーダーの資質まで考察してしまった。しかも地元のヤンキーの出番は、ほんの数秒だ。濃密で実り多い15分だった。

 ☆☆☆おまけ☆☆☆

 NHKのWEBマガジンで、「尾野真千子×渡辺あや」対談を見つけました。『カーネーション』ファンには、心躍る対談です♪ ぜひご覧下さい↓

http://www.nhk-book.co.jp/magazine/rensai/interview22.html