物語の始まりが
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またしても『カーネーション』チェック。
まだ糸子が二宮星ちゃんだった頃、神戸のお屋敷に超高そうな陶器の人形があった。そう、糸子がドレスに出会うきっかけとなった、あれです。舞踏会の伯爵令嬢をかたどったような長いスカートが翻っているドレスを着た、あの人形。
その人形の綺麗さにオオヨロコビする糸子をみて、いとこの勇ちゃんは「そういうのが好きなら」と、もっと糸ちゃんをよろこばせようと、外国人の舞踏会を覗き見させてくれたんですよ。そこでひらひらのドレスたちに囲まれて夢のようなひとときを過ごす糸子。髪にさしてもらう赤いカーネーション。
もっとも糸子はちゃんと覚えてなくて、「ドレス」を「どれむ」って言ってたけどね。それが原体験になって、初めて洋服(アッパッパだけど)をつくることになったのだから、『カーネーション』の重要アイテムだ。
その人形と似たものが夏木糸子のおうちの食堂(居間?)の角のところに!
人形の上の棚には、小さな写真らしきものがあったので、もしかすると「神戸コーナー」だったりして?? また食堂場面が映ったらチェックしなくちゃ。