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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

小魚を買いに。

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 先日の大雨でどうもわが家のアカヒレたちが、数匹流されてしまったようなので、再度買いに行く。

 隣町のホームセンターで、アカヒレ数匹となぜかカラフルで美しいグッピーを買う。グッピーを日々見られるなんて、小学生以来だ。

 小学生の中頃(3年生と4年生くらいか)、懐かしの木造校舎2階建てが最新式鉄筋コンクリート4階立てになった。おりしも万博が開催される前頃で、高度成長期まっただ中。広くて明るくてよく滑る廊下、階段横には各階に「ダストシュート」なるものがあり、そこにゴミを捨てれば、1Fのゴミ堆積場に収容されるのだ。

 ワクワクするようなものは他にもあり、避難訓練のときに、上階より帆布でできたチューブを滑り降りる避難器具を使う時は、みんなテンションマックスだった。もう、遊園地のスリル溢れる乗り物状態だ(笑) そのためか1回切りしか使わなかった。

 そんな最新式の校舎の教室には水槽だってあり、そのとき初めてグッピーなる魚をみた。水槽は玄関近くにもあって、そこで魚をみるのが愉しみだった。

 中学生になってから出来た、市内のスーパーのペットショップにいたネオンテトラも憧れの魚だった。小さいながらコバルトブルーと明るい朱色のコントラストが、息をのむほど美しく、大量に泳いでいるのを見ると、言葉を失うほどうっとりした。

 そして名前も麗しいエンゼルフィッシュの優雅な泳ぎにも憧れていた。

 というようなことをだだーっと、ホームセンターの魚の水槽の前で怒濤のごとく思い出してしまった。そこで美し過ぎるグッピーの群れを見て、縞模様のエンゼルフィッシュを見たから。

 よく見ると水槽の前に、名前と魚についての説明が付けられている。なになに。

 「エンゼルフィッシュは気性がキツいので、混在して育てるときには注意が必要です」

 これぞ40年目にして知る、エンゼルフィッシュの真実だ!!

 早速Kちゃんに報告した。

 「なーなー、エンゼルフィッシュって、性格キツいから、水槽にいる他の魚を食べたりイジワルしたりするらしいで」

 「名前と全然ちがうやんか! エンゼルやのうて、デビルやな」

 こうして私の未整理でがらくたのような知識が、またひとつ上書きされた。七夕とは全く関係ない話だが、棚ぼたのように新たな発見のあった日だった。

 エンゼルは仮面と気づく五十路かな