高月会場へ
JR長浜駅から1時間に1本しかない電車に乗って、北陸本線3駅目の高月駅で下車。車両は少なく、下車するときには扉横のボタンを押さなければならなかったので、ちょっと焦った。
高月駅は僻地にもかかわらず、かなりキレイだった。駅を出た道路も。渡岸寺の国宝・十一面観音というナンバーワンの観音様がいらっしゃる場所だから。もっとも30年前はもっと寂れた場所で、どうしようかと思うくらいだった。
整備されているけど、いかにも観光地のお土産屋さんらしいお店はほぼなく、のどか。あくまでのどかだ。なんだか空気感としては、奈良によく似ている。
石のみちしるべ。近年作の観光用かも。
ナンバーワンの観音さまがいらっしゃる観音堂の前は、今は素通り。また後ほど。
足元にはこんなプレートが埋め込まれていた。
注連縄をつけられたケヤキの木。「高月」という地名の由来になった木だけど、平安時代の歌人、大江匡房がここを月の名所としたことから「高槻(槻はケヤキの古名)」を「高月」にしたのだとか。今日は十五夜なのに、この台風じゃなあ・・・。
道の両側を流れる水が、とてもキレイだった。きれいな水が流れる町はいい。
今年初めてみた彼岸花。例年よりやや遅い。
着きました。「高月観音の里 歴史民俗資料館」だ。
昔のポンプ車もありました。