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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

ウェルカム、宮田さん♡

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

ネット上にある「廣済堂よみものWeb」というページの連載よみもの、「日本全国もっと津々うりゃうりゃ」の更新を楽しみにしている。

 「うりゃうりゃ」といえばもう、作者は宮田珠己さんに決まってる。どんなよみものかといえば、タイトルの下の説明を引用すると

ナイスな観光地を求めて、日本全土を東へ西へ。

マジメに探求するほど、右ナナメ25°にズレていく。

誰にも迷走を止められない、脱力系旅エッセイ。

 なのだ。

 愛する宮田さんの更新を、ブックマークしてチェックしているのだが、本日更新されているのを発見し、動悸が走る。どきどき。

 なぜなら彼が、やっとやっと滋賀県に足を踏み入れてくださったことが判明したからだ!! しかもかなりの好感触!!

 彼が東近江市八日市にある天狗の伝説を持つ太郎坊宮がお気に入りだということは、すでに読んでいた。よかった、気に入っていただけて!

 今回は琵琶湖に浮かぶ聖なる島、竹生島プラスαを探訪されている。なんと地元民である私の未踏の地である。しかも20歳くらいから、ずーーーっと「行きたい行きたい」と言い続けている場所なのに。

 どうも「舟に乗る」というのがネックになっているらしい。しかし船酔いをするからではない。

 伊勢でクルーズ船に乗ってはしゃぎ、県のイベントでKちゃんと一緒に1日クルーズ船に乗せてもらってはしゃぎ、独身の頃は、呉服屋さんのご招待でクルーズ船に乗り込み、夕涼み&コース料理を食べシャンパンを飲んだりもした。船酔い、どこ吹く風である。

 たぶん港まで行くのがおっくうなのと、船賃が高価だからかと思われる。それから舟には乗り馴れていないから、不自然に敷居が高いのかも。かなり思い切らないと決行できないのだろう。「ひとりで」乗ったことがない、というのも敷居を上げるのに一役かっていそうだ。

 ちなみに飛行機の敷居はもっと高い。まだひとりで飛行機に乗ったことが無いからだ(夫と一緒、家族と一緒ならありますが)。高所恐怖症とか飛行機恐怖症ではないです。カミングアウトすれば、新婚旅行で初めて飛行機に乗った時は、夫が戸惑うほどに(笑!)はしゃぎました。

 しかし今回宮田さんの竹生島レポートを読み、かなり思い切っちゃおうと決心した。

桃源郷に3000円ちょっとで行ってきたと思えば、安いものである。」という彼の言葉に背中を押されたのである。しかも彼の琴線にふれるものが三つもあるというのだ。彼の琴線に触れるのなら、まちがいなく私の琴線にも触れるはずだ(確信)。

 折しも来年は巳年。そして宝厳寺のご本尊は秘仏ではあるが弁財天さまだ。弁財天さまの琵琶を抱えた天女のような風貌は仮のお姿。彼女の正体は実は蛇なのである。まさに来年行くにはうってつけの神社仏閣なのだ。

 ただし冬期は船便がお休みになるので、来年は3月半ばからし竹生島には行けない。

 

 ところでプラスアルファの場所は湖北の余呉駅、そして余呉湖だ。

 ここは行ったことあるぞ! 余呉湖の周りを徒歩で一周して帰った記憶がある。たしかに宮田さんの言うとおり、なんの変哲もない寂しい場所だった。もっとも私が行ったのは30年前だけどね。

 ・・・あ、忘れてた! 

 私が余呉にいった後、「ウッディパル余呉」というレジャー施設ができたんだっけ。キャンプができ、コテージがあり、アスレチックや体験教室、冬は雪遊びのできる場所だってある。余呉は県内随一の積雪量なのだ。グラウンドゴルフやこどもミュージアム、それにレストランだってあるぞ! 変哲、ありすぎ! 

 いや、宮田さんのよれば、いまどき「なにもない寂しい場所」の方が、「変哲ありすぎ」なんだから、もはや本当に「変哲の無い」場所になってしまったのかも?

 宮田さんに教えてあげないと。いや夢幻が消えないよう、そっとしてあげておいた方がいいのか?

 ともかくも「滋賀県はみどころ満載!」と高評価していただき、ありがとうございました、宮田さん。