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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

母娘『平清盛』感想会

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 大河ドラマ平清盛』第46回『頼朝挙兵』を、役者さんたちの迫真の演技力に鳥肌を立て、魂を抜かれたかのごとく呆然と見ていた。今回の主役はメインの清盛。なんか、すごいことになっているじゃないか松ケン。途中から高3の娘、Kちゃんも帰宅して参戦。

 もはやドラマは佳境に入り、登りつめた清盛は世の頂きに立つも、すでに平家滅亡への準備は整い、カウントダウンが始まっていた。

 世の頂きからの眺めはなんと漆黒の闇で、人間の耐え得る場所ではなかった、というのはすでに前々より暗示されていた。が、今回ついにそれが他でもない清盛自身の口からカミングアウトされ、西行(友人)、頼盛(義理の弟)、盛国(忠臣)が、清盛のあまりの哀れさを見聞きし涙目に!

 その前に流された効果音が、まさに物の怪の声のように不気味だった!

 ドラマの後で母娘で語り合う。

「清盛のバックで物の怪の声の効果音があったやん? 不気味やったねえ! 清盛、モノノケ化してはったんやな」

「せっかくその場に来てたのに、西行、友達のためにお経あげたれよ〜!(崇徳院が生き霊になったときみたいに)」

 いやいや、今回は怨念に取り憑かれた訳ではないから・・・。

「頼朝が挙兵して最初にやられたのが山木さんやったけど、この人かわいそうやね。北条政子がお嫁にいくはずの人やったのに。祝言チャラにされ嫁さんとられたあげく、命まで」

「それはあんまり可哀想過ぎる!!」

 と木山さんに激しく同情するKちゃんであった。

 せっかくの超弩級シリアスドラマなのに、どうしてもいつもの「てなもんやツッコミ」になってしまう母娘感想会だった。