拝復!!
「小躍り」、という言葉を今日、文字通り体現してしまった。
また「有頂天」、という言葉も体験してしまった。
四字熟語でいえば、「欣喜雀躍」である。「狂喜乱舞」も似てはいるが、ニュアンスとしてはあてはまらない。
この師も走るという時期に、何がそんなにうれしいのか。
お昼過ぎに郵便受けを見に行ったら、ダイレクトメールではなく、私宛の私信が来ていたのだ。それだけで、充分うれしい。知り合いからの私信は、しばらく飾っておきたいほどうれしい。
でもそれは、ただの私信ではなかった。
まさに、
「キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!」
と表現したくなる出来事だったのだ。
そう、来たのである。先日ファンレターを出した俳人・池田澄子さんからの、「拝復」で始まる達筆のお葉書が! 私が最初にやられてしまった彼女の最新句集が、まさに『拝復』というタイトルなのである。だからもう、「拝復」という文字をみただけで「池田さんの生文字の『拝復』が〜〜!!」とさっそく小躍りしてしまうのも、ムリはなかろう。
それも単なる礼状ではなく、実にフランクで、いかにも池田さんらしい柔軟な精神と、お茶目な心と、女学生のような瑞々しさが、小さな四角いハガキに踊っていた。
こんな田舎の名もなき一ファンに、なんとありがたや〜と心は感涙にむせび、おもわず『平清盛』の最終回の盛国のように「もったいのうございます!!」と満面の笑みで平服したくなりましたよ。
ウキウキしていたらH氏に、「ところであんた、本買って読んだんか?」というご指摘が飛んで来た。
えっ?
「この人に印税いれてあげなあかんやろ」
ううっ・・・痛い所を。・・・しかし確か、2冊は買った!
あ・・・でも絶版だったし1冊は古本で買ったんや。あと句集2冊は、手書きで図書館の本を半分くらい写し取ったし(いつの時代や!?)
・・・すみませんでした。来年は必ず買って、手元に置いて読みますね。