以前の「紙魚子の小部屋 パート2」はこちらhttp://blog.ap.teacup.com/tanukitei/から、 その前の「紙魚子の小部屋」はこちらhttp://ivory.ap.teacup.com/tanukitei/から。

紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

拝復!!

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 「小躍り」、という言葉を今日、文字通り体現してしまった。

 また「有頂天」、という言葉も体験してしまった。

 四字熟語でいえば、「欣喜雀躍」である。「狂喜乱舞」も似てはいるが、ニュアンスとしてはあてはまらない。

 この師も走るという時期に、何がそんなにうれしいのか。

 お昼過ぎに郵便受けを見に行ったら、ダイレクトメールではなく、私宛の私信が来ていたのだ。それだけで、充分うれしい。知り合いからの私信は、しばらく飾っておきたいほどうれしい。

 でもそれは、ただの私信ではなかった。

 まさに、

「キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!」

 と表現したくなる出来事だったのだ。

 そう、来たのである。先日ファンレターを出した俳人池田澄子さんからの、「拝復」で始まる達筆のお葉書が! 私が最初にやられてしまった彼女の最新句集が、まさに『拝復』というタイトルなのである。だからもう、「拝復」という文字をみただけで「池田さんの生文字の『拝復』が〜〜!!」とさっそく小躍りしてしまうのも、ムリはなかろう。 

 それも単なる礼状ではなく、実にフランクで、いかにも池田さんらしい柔軟な精神と、お茶目な心と、女学生のような瑞々しさが、小さな四角いハガキに踊っていた。

 こんな田舎の名もなき一ファンに、なんとありがたや〜と心は感涙にむせび、おもわず『平清盛』の最終回の盛国のように「もったいのうございます!!」と満面の笑みで平服したくなりましたよ。

 ウキウキしていたらH氏に、「ところであんた、本買って読んだんか?」というご指摘が飛んで来た。 

 えっ?

 「この人に印税いれてあげなあかんやろ」

 ううっ・・・痛い所を。・・・しかし確か、2冊は買った! 

 あ・・・でも絶版だったし1冊は古本で買ったんや。あと句集2冊は、手書きで図書館の本を半分くらい写し取ったし(いつの時代や!?)

 ・・・すみませんでした。来年は必ず買って、手元に置いて読みますね。