下山、弁天。
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14時半のケーブルに乗るため、延暦寺を後にする。
大津のまちと琵琶湖を見下ろす絶景だ。
ケーブル乗り場に着くと、20分ほど待ち時間があったので、周辺を見回すと鳥居と狛犬が。ということは、神社があるのかな?
うら寂しい山道に通じる石の鳥居。
弁財天さまだ! 巳年にはうってつけの神様だ。
口のまわりを赤く着色してあり、ずらりとならぶ歯はなんと金色! 狛犬というより、歯のとがった獅子舞!
狛犬の台には、弁天様をお祀りしている証に、ちゃんと蛇と珠の意匠が。ただしH氏は「蛇と桃」と言っていたが。
帰宅後の調べによれば、この鳥居は千日回峰行の拠点である無動寺谷に続いている。不動明王をまつる明王堂、本坊の法曼院、親鸞聖人修行の中心地であり千日回峯行中の僧房・大乗院、そして弁財天が無動寺谷には、あるのだ。
時間があればお参りしたかったが、片道700mではとうてい無理だ。鳥居の間を拝んどこう。