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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

節分・立春

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 昨日は地元の氏神様にお参りして、そこで盛大におこなわれるはずの豆まきに行こうと考えていた。

 でも何時からあるんだろうな。ネットで見ても2月25日に大々的に開催される「火渡り神事」のことしか書いてない。よし、直接いっちゃえ!

 ということで2月3日の9時半頃に出向いてみたが。

 えっ?? 誰ひとりいない。本殿がオープンにされ、パイプ椅子が数脚あるけど、深閑としている。

 節分は厄年のお祓いをご予約した、厄払いの人のみなのかも。

 ややがっかりしたが、昼間来てみると初詣の深夜ではわからないものたちや、おもしろ看板などもあり、よしっ!写真を!!とはりきるも。

 あ、持ってくるの忘れてたよ・・・カメラ。

 ご神木や四脚門や、子どもたちのお宮参りのときに説明を受けた本殿の彫刻など、興味深いものがこんなに近くの神社にあったなんて! 若い時には気づかなかったけど、今あらためて見ると興味津々だ。

 そして「火渡り神事」のCM、これでもか!!というくらいあって、もはやギャグのようだった。

 まあいいや、近い事だし、またこようっと。

 でもせっかくの節分にお参りしないのはもったいないなあ・・・と、滋賀県下の神社を物色すると、近江神宮のHPに興味深い記事が。

 近江神宮のHPより引用↓

近江神宮の節分祭は豆まきは行いません。節分祭に続き客神祭(まろうどがみさい)を行います。これは節分の日の豆まきで各家庭などから追い払われた鬼を近江神宮に招き、お供え物をして一晩休んでいただき、またお供え物とともに近江神宮の御札やお守りを見ていただき、近江神宮のお守りを持った人や御札のある家には悪事をしないように約束していただくという趣旨のお祭りです。

 節分祭は10時からなので、行事にはとうてい間に合いそうにないが(そのときすでに10時半だった)、お参りだけでも。それに他では見かけないお守りもあるから、ぜひ入手したい。

 最初はひとりで電車でいくつもりだったが、H氏が、「連れて行ってあげよう」ということで、大津までドライブとあいなった。

 しかし彼は場所を知らずに出発し、私は電車のアクセスしか知らずにナビのしようがない。とはいえ多少迷いはしたものの、なんとか目的地に到着。

 最初に見たのが「自動車清祓所」。そしてこの建物は

 「旧大津地方裁判所車寄」で明治23年築のものを移築保存された。天智天皇が日本の憲法の源といわれる「近江令」を制定されたためとか。

 実際帰り際に、ここで車をお祓いしている宮司さんを見ることが出来た。

 

 オレンジ色の日時計

 灰色の矢橋式日時計。

 すみません、読めませんね(汗)

 さあ、お参り、お参り。

 屋根の下がすごい!

 格天井もすごい!

 回廊の屋根も圧巻!

 これだけを見て帰ったのだが、実は他にも見どころはあったらしい。「古代日時計」とか「時計博物館」とか「かるた額」とかね。でも、今日のところはここまで。

 ところで今回初めて知ったのだけど、「近江神宮」はかなり大規模な神社だから、ずいぶんな古刹だろうと思っていたら、なんと昭和15年にできたというではないか。大津京の跡地に神宮を、という創建運動が、明治の頃よりあったらしい。平安時代鎌倉時代を創建という神社仏閣がざらにある滋賀県には珍しいくらいな、新しい神社だった。

 なるほど、それなら「節分の鬼をもてなして恩を売る」という新様式もありえるだろう。

 そうそう、近江神宮特製のお守り「三ツ目守り」を購入する。砂時計を持つ三ツ目の鬼って、不思議で可愛過ぎる!

 空の雲がとても繊細な模様になっていた。

 リフォームされた楼門を通って。

 次は三井寺前の「開運そば」へいって帰宅した。

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 今日は立春。玄関に貼るお札を作るため、お習字。我流なので、いまひとつだけど、これでご勘弁。Kちゃんによれば「ヘタではないけど、うまくもない。中途半端な字や(笑)」ということらしい。

 

 春よ、こい!