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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

自給自足でGO!

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 先日夫が野草の活用術が載っている本を買ってきた。私に読ませてタダの野草ライフを充実させ、より節約できるよう財布にカツを入れたいようだ。

いや彼は単に、自給自足生活が好きなだけかも。憧れは自給自足生活なのだ。きっとその為の畑作従事、薪ストーブ、自転車通勤なのだ。

 早速、熟読した。Kちゃんの片面プリントの裏紙が、メモしてまとめるのに役立った。葛の若葉は白髪を黒くするとか、土筆は花粉症に即効性があるとか、たんぽぽの葉は胃を丈夫にするとか、ドクダミの葉やネズミモチの実は、抜群の強壮効果があるとか、さまざまな薬効とレシピが掲載されていた。

 早速、痛みにきく入浴剤となるらしいヤツデの葉を、庭へ出て採取しにいく。ヤツデは生命力がありすぎて、昨年ノコギリを使うほど刈り込んだ。久しぶりにヤツデを見たら、今まさにフェンスを越えて隣の敷地にまで手を伸ばそうとしているではないか!

 おお、これは一石二鳥だ。ちょうどよいわ、そこ、ちょんぎってあげる。

 ちょんぎられたヤツデの葉は、手洗いする洗濯物ネットに入れて湯船に投入した。幸運にもまだからだに「痛み」はないので、効果のほどはよくわからないが、なんとなくお湯がやわらかくなったような気がする。

 野草の本によれば、生命力のある植物は、軒並み絶賛して利用するように勧めている。ヤツデしかり、スギナ(土筆)しかり、ドクダミしかり、タンポポしかり。その他、およそ畑の敵であるような雑草の写真のオンパレードなので、これを利用しない手はないのだとか。

 農文協の出版物だから信用度はありそうだと思いつつも、軽くシモネタ度が高いので、若干の疑惑がわき起こったりもしている。それでも実際「野草ビジネス」を繰り広げている農家さんもあるようなので、今後はまもなく旬になるだろう土筆を炒め物にし、花粉症に効くか人体実験してみよう。

 ・・・あ、土筆は効果に個人差があって、まったく効かない人もあるって書いてあったな。ほとんどバクチのような世界だ。