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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

世にサブレの種は尽きまじ/生き物系

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 『鳩サブレ』を元祖とするならば、まずは生き物系サブレからいってみようか。 名古屋名物「ういろう」で有名な愛知県、青柳総本家「カエルサブレ」は、シンプルでキュートなカエルの顔で勝負だ。同じ会社で「生サブレ(カフェオレ風味)」というものまである。いま「サブレ」って、「来てる」のだろうか? うかつだった。  寛永七年(1630)創業は大阪の「菓匠千鳥屋宗家」。全国区な「鳩サブレ」の豊島屋は明治創業だから、お店としてはこちらの方が断然、古い。こちらの「千鳥さぶれ」は、屋号でもある伝統的な和柄の千鳥型が愛らしい。同じ鳥型でも「鳩サブレ」とは、一線を画していて心憎い。  では同じ関東地方は首都・東京に目を移してみよう。  すでに一般には有名なのかもしれないが、私は今回調査をして初めて知りました、ごめんなさい、仁科屋さん。「元祖・渋谷名物 ハチ公サブレ」というものがあったのだ。  忠犬ハチ公がモチーフになっていて、なぜ「元祖」がつくかというと、照りがなくやや小振りでスマートな「渋谷サブレ」という同じハチ公モチーフが、渋谷東急百貨店オリジナルサブレとして販売されているからだ。キャラ・サブレは仁義なき戦いである。  あ、鳥つながりでもうひとつ。 巴裡 小川軒「ふくろうキャラメルサブレ」は、繊細な作りがとても可愛らしい。しばらく飾ってみていたいほどだ。高級感がそこはかとなく漂っている。職人仕事なので、鮮度を大事にし店頭販売のみとされている。なるほど、この上品さはそこから来るのか。 おっと、奈良は「くるみの木」さんの「鹿サブレ」もお忘れなく! こちらもキュートだ。  以上が私の許容時間範囲内での、生き物系サブレの調査結果である。しかし変わり種サブレも多数あり、昨日の私の調査はどんどん長引くことになってしまった。まったく、世にサブレの種は尽きまじ、である。この続きは、またしても明日に持ち越す事になる。