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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

桜花を謳歌する。

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 読書会終了後は、有志でランチへと流れる。昨日は年度始めということもあってか、参加者はいつもの半数。八幡堀界隈へ赴く。新しく出来たお食事処に行くも、定休日。  古いお屋敷を改築し、いくつかの店舗が入っている場所だった。日牟礼八幡宮の参道から少し逸れただけで、閑静な趣に浸れる。  老舗の佃煮屋さんや甘味処、アクセサリー屋さんなどが、人待ち顔だった。  読書会のある図書館の近くは、日牟礼八幡宮バウムクーヘンで有名なクラブハリエ、時代劇ロケが頻繁にある八幡堀など、市内観光の中心地だ。なので普段でも観光客で溢れているのに、桜シーズンなので、一層の混雑だった。お食事処は、いづれも満員だろう。  という予想をしつつ、お堀に降りて石畳の先にある「浜蔵」さんを目指す。お堀の両側では満開の桜が、見事に散りつつあるところ。石畳の溝は、薄桃色の花びらで敷き詰められていた。  うららかな春の日。桜の花びらは、砂時計から落ちる時間のようで、うっとりしつつも、ちょっとばかり切ない。