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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

疲労はつづくよ、どこまでも?

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 疲れた。今夜はムカデが出没したわけではない。

 滋賀県を抜け出し、京都も大阪も通り過ぎ、関西の最強定番?デートコースであろうと思われる神戸まで行って来た。いやー、やっぱり神戸の人って、エレガンスで根っからおしゃれ。三宮駅のカフェの2階から横断歩道を渡るひとたちをみてて、ちっとも見飽きなかった。

 今日は神戸で一人暮らしのTくんの弱小マンション??(いや、実質アパートだろう)に行かなくてはならない用事ができたので、初めて乗り込んだのだ。

 最寄り駅から下宿先までは、高架下建築が建ち並ぶ、結構なドキドキ感のある道中だった。しかもこれは裏道。

表通りには、家電リサイクルショップなどの、格安ながら、いかついお店もあった。

 駅前は花壇もモニュメントもあり、明るくきれいだったのに。「神戸=おしゃれ」という公式を、鮮やかに覆されるインパクトだが、足元は「ここも神戸よ」とかろうじて主張していた。

 実は1時間以内で用件は終了する予定なので、一駅足を伸ばして三宮で、お昼ご飯にしようと、ちょっとワクワクでもあった。

 問題は、彼の部屋がどれくらいの汚部屋かだ。つまり掃除にどれくらい時間がかかるかによって、三宮ステイの時間が左右される。表面だけの片付け(引き出しや箪笥や押し入れはプライベートスペースなのでパス)と掃除だし、一部屋にキッチンとバストイレだから時間はとらないと思ったんだけど。

 うーん、最悪の事態ではなかったにしても、キッチンスペースが全面的にアウト。よって、結局リミットまでの2時間を、まるまる掃除に費やした。

 しかも5月とは思えない暑さと空腹で、よろよろと三宮にたどり着き、いきだおれ寸前。2時半に三宮着。ともかくも、そそくさと手近な場所でランチにありつかなくては。

 土地勘のない悲しさ、ちょっとさまよってから駅の2階にあるUCCのカフェに入り、窓側の席に倒れ込んだ。ナポリタンのセットで、食後はホットコーヒーに。

 ご飯は普通だったが、食後のコーヒーに驚いた。ウェイトレスさんが、サイフォンごとお持ちされ、手に持ったお盆の上のカップに注がれたからだ。それも、なみなみと。もちろんお一人様用のサイフォンだ。

 見ればカウンタ―内には、複数の一人分サイフォンが並び、湯気をたてて、美しくコーヒーを作り上げていた。なんという贅沢。

 このアクロバティックな作業に目を奪われてしまった。少々コーヒーをこぼされていたが、目こぼししてあげなくちゃ。ここのウェイトレスさんって、大変だぁ!

 当然、疲労をいくぶんか和らげるかのような美味しさ。コーヒーってこういう味だったんだ、なんてね。

 帰りはありがたいことに電車で座ることができた。当然のように爆睡し、帰宅後もぐったりだったが、PCのチェックをしたら、昨日のムカデブログがなかなか好評だったのに気を良くして復活できた。みなさん、どうもありがとう。