文化財でランチ
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茶房「長谷路」は、ウィキペディアにも載っているお食事処で、近代和風建築の日本庭園を持つ国登録有形文化財だ。20世紀の初頭くらいに建てられたらしい。ということで、文化財でランチとあいなる。
事前調査なしで門を入ったら、このお庭だけで圧倒され、Uターンしたかも。一見さんおことわり、でも、ドレスコードがあるわけでもない。池には鯉がいるのか、小さな麩が浮かんでいた。私たちも、ごはん、ごはん!
先にいたお客は入れ違いに出ていかれ、店内は私たちだけの貸し切り状態。注文を出してから、室内を探検。
縁起物の扇子の欄間がみやび。
版画の仏様たちは、それぞれ表情がちがう。あれ? 表情どころか反抗的な態度の仏様もおひとり。
東大寺の瓦??
他にも楽しそうな逸品が、いろいろとあったけど、割愛。
そうこうする内、お客様が入って来られ、いつしか満席ちかくになる。
そんななか、ごはん、到着!
ざるそばセット、柿の葉寿司(さば)が2個ついて千円也。日本庭園は広々と立派で、建物は文化財で、内装もひとくせあるものたちばかり。門の近くには、お茶室だってあった。でもお値段やご飯は、比較的庶民的。
ゆっくりとくつろいで鋭気を養ったあとは、本丸をめざして出発だ。