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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

永源寺へ!

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本当は9月に行くはずだったのだ。

 近江八幡内の読書会グループが結集するツアーが、今回は白洲正子の近江かくれ里をたどって、永源寺木地師の里である君ヶ畑に行くということなので、なんとしてもこれは行かなくては!と、初めて申し込んでみた。

 ところが誰も予想しないくらい酷い被害を被ることになる台風とかち合ってしまったので、一ヶ月延期になってしまった。

 それでも態勢を立て直し、家の方の段取りをつけて、なんとか再チャレンジできる見通しがついた。

 白洲正子さんの紀行で心にフックをかけられる場所がいくつかあったが、今回の目的地もそのひとつ。

 油日神社も心に懸けてからほぼ10年後にやっと訪れることができた地だったが、心が晴れ晴れする光に満ちて清新な場所だった。少しずつでもゆっくりでも「滋賀県の行きたい場所」制覇は、着々と成し遂げられている。

 読書会では小型バスをチャーターされていて、20人ほどの陽気なオーバー40(ほぼオーバー60だったかも?)の女子達が、車中賑やかにさざめいていた。地元民のメンバーもいらっしゃるので、みちみちのガイドも買って出てくださった。

 

 お天気もよく爽やかで、ほどよい気候の一日だった。田んぼと山の風景が続く。50年見ていても見飽きない風景だ。

 永源寺に入ると、蛇行する山道を登って行く。PTAの親子旅行で(しかも企画する方だ)http://aikyo-no-mori.com/愛郷の森には10年以上前に行ったことがある。、紅葉で有名な永源寺には、小学校の写生大会で行ったきりだ。今回はもっとその奥の、山の上まで連れて行ってもらえる。

 今回初めて永源寺ダムを見た。放水時には、さぞ見事だろうな。

 紅葉にはまだ早いけれど、

 山の連なりがとても美しい。

 目だけでも、ひんやりとした山の空気が伝わってくる。

 そしてこの蛇行する細い山道は、個人的には行くこと能わずだ。もし前から対向車が来たら・・・想像するだけでもおそろしい。