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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

猫の手

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 11月の内にしておいた方がいい事がいくつもあるのに、なかなか手を付けられず。11月初めにたてた大掃除前倒し計画も、しばらく頓挫している。

 そんな状態の11月のうららかな絶好のお掃除日和にもかかわらず、ネットで拝見して「ぜひ行かねば!」と決心した場所へおでかけして、湖西まで遠征した。

 手作りの「木の持ち手&バッグ」展を開催中のカフェ&ギャラリー「月の山」さんを目指した。

 空の色もやさしく、雲もふわふわで、いつも対岸で見ている湖西の山並みが近づいてくる。

 湖西からみた対岸の風景。

 お天気のいい日には、対岸がとても近くみえる。

 キチンと詳細地図をプリントしてきたので、珍しく道を間違えずにやってきた。「月の山」に到着。

 コンクリートの打ちっ放しと、木造のコラボする不思議な建物。

 中庭の樹木とも共存。

 目的はギャラリーのこれ↓ なんかピンとくるものがあったのだ。

 しかし! ネットの写真ではとうてい伝わらないのが、「手作りのパワー」だと思い知る。まず場のほんわりとした空気感。ポップでお茶目なデザインたちが、静かに微笑んでいるかのよう。

 木の持ち手は、とても丁寧に彫られ、やさしい丸みが出るように磨かれ、何の木かという材質のタグも手書きでつけられていた。「手作り」でイメージしがちなでこぼこした無骨さやシロウトっぽさは微塵もなく、職人業。デザインもとことん考えられて、作りながら作家さんの脳内で、最初の計画よりさらにバージョンアップされている感じが伝わってくる。

 持ち手のカーブやラインや大きさとかが絶妙で、材質の質感も、実物を見て初めて「こんなんだったんだ」と納得。シンプルでもしっかり存在感とセンスが伝わってきた。こういうのは、とてもネットの写真ではわからない。リアルって大事だ。

 私は猫の手の持ち手に、ものすごく凝ったデザインの魚のバッグがついてるのが、おそろしくツボにハマったので、随分拝見させていただいた。ほかのも、カバンのデザインの発想に唸った。「とかげちゃん」持ち手の、しっかり計算されてシャープなのに可愛いデザインにも釘付けだった。すらりとした美人さんが持つと、チョーかっこいい、そして可愛い持ち手だと思う。

 

 ところで私にもなんとか買えるお値段で、買ったのがコレ↑ 来るべき12月後半に備えて、猫の手を借りるどころか、買ってしまいました。

 11月24日(日)まで。11時から17時までオープンです。是非。