遠回りしてハチミツを買いに。
以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。
カリンのハチミツ漬けを作るために養蜂場直売のハチミツを買いに行こう、ということになり、H氏の運転で、安土(片道30分)に向かって10時に家を出た。
安土に入った頃、「醤油買いに木之本まで行かへん? 鍋焼きうどんもくいたいし」。鍋焼きうどんは、もちろん木之本駅前の古色蒼然とした、昭和の正統な大衆食堂「福田屋」さん自慢の「ひね鳥入り鍋焼きうどん」である。
木之本といえば、滋賀県内では、位置も気候も文化も北陸圏だ。新幹線の駅がある「米原」はおろか、新快速の終点「長浜」よりも遠い。自宅からは、スムーズに行っても車で1時間30分はかかる。ちょっとした日帰り旅になる。
ということで、H氏の思いつきにより、急遽、木之本まで行くことになってしまった。一瞬「え?」とは思うが、基本的には流れに身を任せて生きるタイプの私は、即座に賛同し、積極的に木之本まで拉致されることになったのだった。
ということで、恐ろしく遠回りをして、ハチミツを買いにいくことになった。所要時間はおよそ5時間。ほぼ、ドライブな日を過ごしたといっていい。この話は、また明日、ゆっくりと。
今年の冬に撮った「福田屋」さん。古い磨りガラスの入った窓は、すきま風が入ってくるらしく、ガムテープで目張りしてありました↓