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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

「カッコいい」の新定義

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 先日、大学の学園祭を終えてレギュラーモードになったKちゃんが、「冬に向けてのお買い物」から帰って来たとき、舞い上がった様子で勢い込み、帰りの車内でしゃべり始めた。

「あんなあ、今日、めっちゃカッコいい筆箱、見つけたねん! あとで見せるけど」

 カッコいい筆箱? 斬新な形態なのか? プリントが都会的なのか? う〜ん、イメージがわかない。実際にみせてもらうしかないな。

 家に上がるや否や、BEAMSの袋から出したのは、細長いそら豆型のケースだった。

 ぜんぜんフツーやん。てゆーか、たいしたことないやん。

「と、思うやろ? 水色のドットでなにげないやろ? と、思わしといてやな・・・」

 と、ワクワク顔で、ひっくり返した。

 !!! あかん、笑いがとまらへん!

  Kちゃんは得意満面だ。

 「フォッ、フォッ、フォッ、フォッって、笑い声が聞こえて来そうやろ!?」

 んん〜、確かに。柔らかすぎずシャープすぎず、行間がたっぷりあって、絶妙な笑いを呼ぶバランスのよさ。これが彼女の「カッコいい」定義だったのだ。