同行二人
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家で要介護のおばあちゃんと一緒に暮らしていると、頼りになるのはケアーマネージャーさん、略してケアマネさんだ。
第三者が家に入ってくるのがいやな人もいるだろうが、やはり頻繁に訪ねて来ては様子をみて、おばあちゃんの長く途切れがちだったり、繰り返す話も根気よく気長にきいてくれる人がいると、家族の人間関係の風通しが良くなるのを感じる。家族間の煮詰まりをリセットしてくれる存在だ。まず彼女が来てくださると、笑いが起こるのが素晴らしい。
子育てももしかしたら介護以上に大変だから、保健士さんがケアマネさんほど頻繁に来てくれたら、お母さんはずいぶんラクになるのではと思うくらいだ。虐待の根本的解決につながると思うのだけれど、訪問してくださる保健士さんのキャラや相性もあるので、いちがいにはいえないのだろう。
もちろんそんなサービスは、介護保険制度ができたからこそ。ケアマネさんがいなければ、途方に暮れていたろうし、必要な情報も得られなかったろう。
私にとっては、まるで巡礼者によりそう弘法大師のよう。しかも、もちろん生身で(笑)あれこれ、明るくフランクにアドバイスしてくださるのが、ほんと、ありがたい。助かってます。