めざめればジゴク
昨日は、もともと遅い帰宅の娘を駅まで迎えに行ったのに加え、コンビニでおでんを少し買って、ふたりで録画したコント『LIFE!』を見ながらおでんをつついてしまった。
そこまでは良かったが、いつしか私はコタツでテレビの音を子守唄に眠りの中へ。
娘が先にお風呂にいった気配が漂ったので、安心して爆睡を続けた。
ふと意識が戻りテレビの画面を見ると、なんとなく暗い。いきなり、原始的に棒で戦いを始める集団VS少数の場面だが、チープなホラーのように化け物化した人間が必死で逃げるが、どーも「そちらがわ」が視聴者に感情移入を迫っている気配だった。
んんんん〜!? なんで化け物が主役なのか?? という疑念だけで見てしまうが、ストーリーが判らない上、どうも恋人(女)が化け物化し、彼女の血を浴びて自分もなにかに感染し、あえて化け物化の道を選ぶ男子の姿が。
しかも彼女は殺してあげないと死ねないらしく、絶望の果てに自殺を試みるも死ぬことも出来ないらしかった。
なんか陰惨な話だなあ・・・とドキドキしながら新聞でタイトルをチェックしてみた。
そこで衝撃的なタイトルを見てしまう。ああこれって、私が「ぜーーーったい読んじゃいけない怖すぎるマンガ」の実写版じゃないか〜〜!
『彼岸島』。恐ろしすぎるキャラクターが続出する、陰惨極まりないストーリーのホラーマンガ。読んだこと無いけど。でもなんで知ってるのかというと。
以前、ムカデについて調べるため、ウィキを詳細に読むと、なぜか『彼岸島』にリンクが貼ってあったみたいなのだ。なんかムカデに関わるキャラがいるとかで。ムダに知識欲があるため、リンク先のウィキも読んじゃいましたよ(泣)
新聞のタイトルには(終)とあったので、替えることも消すこともできないまま、ずるずると最後までみてしまうハメに。ううう、こわかったよ〜。でも最終回だから、まだしもずっとマシだったんだろうなとも思う。
深夜のテレビだけど、ムダにクオリティ高かったかも。スタッフさん、どんだけ『彼岸島』愛してるんや〜と、その情熱にも恐れおののいてしまった。
丁度終わったところで、タイミングよくお風呂から帰ってきたKちゃんに、『彼岸島』の実写ドラマあった〜(泣) と訴えたら、彼女も恐れおののいて「あれ、絶対読んだらあかん、めっちゃ怖いマンガやん! 高校の生徒会室にあったわ! 赤と黒のカバーのかかったやつ」と熱く語ってくれた。