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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

めざめればジゴク

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 昨日は、もともと遅い帰宅の娘を駅まで迎えに行ったのに加え、コンビニでおでんを少し買って、ふたりで録画したコント『LIFE!』を見ながらおでんをつついてしまった。

 そこまでは良かったが、いつしか私はコタツでテレビの音を子守唄に眠りの中へ。

 娘が先にお風呂にいった気配が漂ったので、安心して爆睡を続けた。

 ふと意識が戻りテレビの画面を見ると、なんとなく暗い。いきなり、原始的に棒で戦いを始める集団VS少数の場面だが、チープなホラーのように化け物化した人間が必死で逃げるが、どーも「そちらがわ」が視聴者に感情移入を迫っている気配だった。

 んんんん〜!? なんで化け物が主役なのか?? という疑念だけで見てしまうが、ストーリーが判らない上、どうも恋人(女)が化け物化し、彼女の血を浴びて自分もなにかに感染し、あえて化け物化の道を選ぶ男子の姿が。

 しかも彼女は殺してあげないと死ねないらしく、絶望の果てに自殺を試みるも死ぬことも出来ないらしかった。

 なんか陰惨な話だなあ・・・とドキドキしながら新聞でタイトルをチェックしてみた。

 そこで衝撃的なタイトルを見てしまう。ああこれって、私が「ぜーーーったい読んじゃいけない怖すぎるマンガ」の実写版じゃないか〜〜!

 『彼岸島』。恐ろしすぎるキャラクターが続出する、陰惨極まりないストーリーのホラーマンガ。読んだこと無いけど。でもなんで知ってるのかというと。

 以前、ムカデについて調べるため、ウィキを詳細に読むと、なぜか『彼岸島』にリンクが貼ってあったみたいなのだ。なんかムカデに関わるキャラがいるとかで。ムダに知識欲があるため、リンク先のウィキも読んじゃいましたよ(泣)

 新聞のタイトルには(終)とあったので、替えることも消すこともできないまま、ずるずると最後までみてしまうハメに。ううう、こわかったよ〜。でも最終回だから、まだしもずっとマシだったんだろうなとも思う。

 深夜のテレビだけど、ムダにクオリティ高かったかも。スタッフさん、どんだけ『彼岸島』愛してるんや〜と、その情熱にも恐れおののいてしまった。

 丁度終わったところで、タイミングよくお風呂から帰ってきたKちゃんに、『彼岸島』の実写ドラマあった〜(泣) と訴えたら、彼女も恐れおののいて「あれ、絶対読んだらあかん、めっちゃ怖いマンガやん! 高校の生徒会室にあったわ! 赤と黒のカバーのかかったやつ」と熱く語ってくれた。

 おお、チキン同志よ! そしてムカデはやはりいろんな意味で「地獄からの使者」(©岸本佐知子)なのだった。