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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

2014年、年賀状解題

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 今年の年賀状は2ラウンド目の「馬干支双六」。

 年賀状の仕切りに入っているピンクの用紙にも印刷してしまった。けどピンクのバックはいつもとてもキレイ。限定1枚の保存版。

 今回は私の洗練されていないあまちゃんな絵が、ちょうどいい風味を出してくれたような気がする。

 ローカルな場所だが、栗東トレーニングセンター(略してトレセン)は、競馬馬の生活の場で、厳重な警備が敷かれており一般人は入ることが許されない場所だ。私はたまたま高校生の頃、親御さんが馬主でもあるトレセン関係者のお嬢さんと友達だったので、一度見学させていただいたことがある。

 そんなローカルバンザイなトレセン鉢巻きの馬が持っているのは、もちろん馬券(詳しくないけどなんとなく単勝にしました)しかありえない。

 「ケンタウロスって、なんや?」 という方もいらっしゃるかもしれないので、「半分人間で、半分馬。ギリシャ神話にでてくるわ」と、脳内で漫才風にレクチャーしたら、上下逆転したケンタウロスを描きました、ちゃんちゃん!というオチが出てきた。これを使わない手はないだろう、ちょっと冒険だけど・・・ということで、実は笑いながら描いたのでした。

 馬頭観音さまは、ちゃんとモデルがいらっしゃって、滋賀県長浜市高月町の横山神社/蔵 「木造馬頭観音立像」が、ほんとにこのまんまな、キュートで素敵なお姿なのです。湖北の観音様だから「北のかんのん」。けっこう忠実に写しました、とくに馬頭ね。

 坂本龍馬は愛読書、山科けいすけ氏のコママンガ『サカモト』から拝借。龍馬だけでなく、幕末の有名人たちすべてのキャラが立っています。雑誌『ムー』を愛読する勝海舟とか、変相マニアの桂小五郎とか、三角関係の新撰組のひとたちとか。

 フレーメンはブレーメンの誤植ではなく、馬の笑ったように歯をむき出す表情のこと。でも実は笑っているのではなく、(雄馬が雌馬の)匂いに反応しているのだそうです。

 タイトルは、『あまちゃん』ロゴを使わせていただくことに。読みは「おうまちゃんすごろく」です。切り貼りという、すんごいアナログ手法でつくりました。きっと、作った本人がいちばん楽しんだような気がする、今年の年賀状。