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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

樽の底にラスト3枚。

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 やっとラストのかぶら寿司となった、今日の晩ご飯。

 ほぼ半月、朝晩食べ続けた。ときにはお昼も(汗) よく飽きなかったものだ。

 今年はいまひとつの出来で(塩辛かった)、人様に差し上げるのもはばかられたので、逆に長く食べたのかもしれない。

 発酵食品の面白いところは、その年の気温や温度差などに左右されるところかもしれない。ものすごく美味しかった年なんかは、まるで炭酸のように口の中でしゅわぁっとしたように記憶する。

 それと、日が経つにつれ、味が馴染んで美味しくなってくること。普通のナマモノは日が経つと腐っていくのに、麹に馴染んで発酵が進み、美味しくなるのだ。今年はお正月から10日を過ぎたあたりから、やっと美味しくなってきたので、最終漬け込みから20日以上もかかった。12月中は温かかったので発酵が進みそうなものなのに、意外にゆっくりと発酵したのかもしれない。

 とはいえ、美味しい期間もかぎられているので、食べ頃を過ぎると今度は酸味が出てくる。そして、それがいつかは、やはりわからない。

 思いどおりにはいかないのが「かぶら寿司」の面白いところ。思い通りにいかなくても「面白い」とのんきに構えられるのが、家庭料理の醍醐味だ。もし商売で作ってたら、泣くに泣けないでしょうからね。