聖霊院
以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。
長い長い塀の端に、聖徳太子を祀る「聖霊院」、別名「太子殿」の門がある。
こちらは先の「猫の門」と対になっているようで、「虎の門」と呼ばれているらしい。
その名の通り、虎がいます。悪いものが入ってこないように見張っているのだとか。
裏側にもど迫力の虎が! おっと、私は怪しいもんじゃありませんっ!
ひろい〜(汗) でも急いでいるので、取りあえずメインの聖霊院のみ。奥殿などもある様だけど、今回はパスパス。
さあ、おまいり、おまいり。
お花づくしの瓦がかわいい。そういえば山岸凉子先生の『日出処の天子』の主人公、厩戸王子は、みずら(結って下げた髪)に花を飾っていたっけなあ(マニアックな話ですいません)
灯籠の向こうには、
扁額とその上には「ねむり猫」。
日光東照宮の眠り猫と対になっており、左甚五郎の作だったとか。元旦に3声鳴くと伝えられており、四天王寺七不思議のひとつだったらしいが、残念なことに大阪大空襲で四天王寺のほとんどが燃えてしまったので、これは戦後作られたもの。
またこの猫は、夜な夜な大阪ミナミに遊びに行った、というウワサもあったそうで、やっぱり大阪もんは猫だってちがうね。ステキな都市伝説。