百花苑にて
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多宝殿の向こうには、「百花苑」という和の花園が広がっていた。どちらかといえば、秋のイメージの萩がもう。だって萩って、草冠に秋だもんね。
でももちろん、今のシーズンは紫陽花。
鞠のように球状になったものの他に、たまにはこのような、見かけないお方も。これは「隠山里」だろうか?
ツリガネソウとツーショットのこの実は、なんだろな〜?
山紫陽花という素朴な品種もたくさんあった。
このガクアジサイはたまに見かける↑
なんて奥ゆかしいブルー↑
ユキノシタ科! すでにしてアジサイ科ですらない!でも華麗↓
「七変化」!? 「心変わり」「気まぐれ」というアジサイの花言葉を地でいくやつだ。あ、「七段花」だった、すみません。
なるほど、たしかに。
「伊予の薄墨」というネーミング。なにやらゆかし、という風情。山紫陽花の仲間には「伊予」とつくものが数多くある。愛媛県の伊予地方のこと?山紫陽花の名所なのかも?
咲き始めはピンク〜濃紺色で、咲き進むにつれて、次第に墨のような黒色に変わっていくのが特徴のアジサイだとか。
花だけではなく苔むす地面の緑あり、竹林と青紅葉と青木のコラボにもうっとりする。