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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

卒業しました。

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 久しぶりに、メンテナンスのため歯医者さんへ。

 子どものときは、夏休みの一番の憂鬱は、宿題が出ることではなく、歯科検診の結果、治療を要する歯を夏休み中に治してしまうよう、用紙を渡されることだった。子どもの頃から、虫歯に悩まされていたのと、おそろしい音とともに、激烈な治療を施されるので、恐怖だったのだ。

 待合室には歯のレプリカの標本とか、口腔の専門的な図解とかが飾られており、恐怖感をいや増しにされる。唯一、少年漫画雑誌が読めるのが楽しみだったが、年代的にホラーが必ず掲載されており、それもまた恐怖を倍加させた。

 だからその頃、はやくオトナになって、強制的な歯の治療から解放されたい、と心から願っていた。

 もちろんオトナになってからも、腫れたり痛んだりしたら歯医者さんへは行ったが、子どもの頃のような、おそろしい治療ではなかったので、少しずつ薄らいでは来た。今では、とてもうまい先生に診てもらっているので、子どもの頃のような思いはせずに済んでいる。

 仕事を辞めてから、やっと病院に行く時間ができたので、念願の歯医者さんへ通っている。虫歯ではないので、歯と歯茎の状態を診てもらい、歯石をとってもらい、歯科衛生士さんの指導をうけるのだ。かれこれ2年ほど通っている。

 前回からちょっと間があいていたので、そして前回は珍しく「うまく歯磨きができていますね、きれいですよ!」と褒めていただいてうれしかったのだが、それだけに、今回評価が下がっていたらがっかりだ。

 そのためこの3日間、かなり念入りに歯磨きをした。そうそう、念入りに歯磨きできるということも、仕事を辞めてからは可能になったことだ。時間的にもだけど、心の余裕ができたという部分も大きいと思う。

 そして本日、初めて歯石取りは皆無だった。子どものようにフッ素を塗って終了。次回はまた半年後くらいに、と申し渡された。だから次回の予約も不要。

 歯医者さんからの卒業である。歯磨きの免許皆伝だ。ああ、うれしい。

 もっとも油断しないよう、怠りなき様にしなければね。んふふ♪